税理士によって相続税還付額って変わるの?

理屈としては相続税還付額というのは、税理士によって変わるということはありません。
依頼する相手によって払いすぎた税金が多くなったり少なくなったりするわけではありませんから、基本的には変わらないといえます。
しかし、現実的には戻ってくる金額は変わることがあるので、相続税のことについて詳しい専門家に依頼をすることが重要となります。

依頼する相手によって戻ってくる金額が変わる余地があるのかというと、評価額の出し方に違いが出てくるためです。
不動産などはその時の評価額によって相続税が変わってくるわけですが、評価額が小さければ支払う税金は少なくて済み払いすぎた税金は戻ってくることになります。
それではなぜ、不動産の評価額が変わってしまうのかということですが、土地の評価額は路線価と呼ばれる基準額を用いて算出をすることになるので、その部分に関しては誰が計算しても同じ数字になるので違いが発生するわけではありません。
逆に言うのであれば、路線価に当てはめて評価額を決めるだけであれば、誰に依頼をしても同じということになります。
しかし、現実的には路線価だけで土地の評価が決まるというわけではなく、それ以外にも細かい部分で土地の評価が変わってきます。

土地というのは使いやすい土地と使いづらい土地というのがありますから、路線価だけで一括りにすることができるようなものではありません。
崖沿いの場所であればギリギリまで土地を使うことができませんし、道路との間の高低差があればやはり不便なものです。
単純に形状から建物をたてるには不向きな土地などもあり、これらの土地は路線価で算出される評価よりも低くなる余地があります。
そこで、税理士の差が出てくるものでありこのようなケースに慣れていない人に頼んでしまうと、細かい部分を全く無視して路線価のみで評価額を決めてしまうので実際の土地の価値よりも高く評価をされてしまうことになります。
土地を売るのであれば評価は高いほうが良いのですが、相続をする場合には評価額が高ければその分支払う税金も多くなって不利になってしまいます。
逆にこのような事例に慣れている税理士に依頼をした場合には、評価額が下がるポイントをしっかりと洗い出してその土地にあった評価額を申告することができるので、余計な税金を支払うことにならずに済むのです。

このように相続税還付額というのは、評価額の関係で税理士によっても変わりうるものとなっています。